何か気の利いた自己紹介でも書こうかなと思っていたんですけど、何のとりえもない自分、まったくうだつの上がらない自分ですから、取り立てて書くことも無いんですよね。
まぁ、虐待とかいじめとか、オーバードースとかうつとか自殺未遂などについては、たまにブログの方に書いていますので、ここではやはり、トランスジェンダーについてお話ししましょう。
トランスジェンダーって、ご存じですよね。そう、「身体の性別」と「心の性別 = 性自認」が食い違っている人たちのことです。もちろん私もその一人です。
私は物心ついたころから、自分の体に違和感を持っていました。幼い私は夜な夜な「神様、自分を女の子にしてください」と頼んだものでした。
と言っても勘違いしないでください。単なる「変身願望」ではないのです。
オマタに変な竿がぶら下がっているがゆえに、性自認に合わないふるまいを周囲から強要されるのが何より辛かったのです。だから性自認に合うように、「男」と呼ばれなくて済む体に変えて欲しいと願ったのです。
その後手術やホルモン療法で、性自認に近い体になっておりますが、決して「性転換」を願ったわけではありません。
私の心は生まれながらにして「女性」だったのです。だから何とか「男になり切れたらどんなに楽だろう」と努力したにもかかわらず、それはかなわなかったのです。
トランスジェンダーであっても、生まれつきの性別は変えられないのですね。
管理人の柴崎はこんな人間です。少しでも理解してくれたらありがたいです。
参考・・「夢を諦めないで」三土明笑著